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忘れ得ぬ日の話② ~ミニ四駆おじさん編~

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以前友人でありバンドメンバーでもあるアライくんと洗車に行ったことを書きました。

https://ramrider.com/blog/araukaworu/

要は身近な人と過ごしたなんてことのない時間が妙に印象に残った、というだけの話なのですが、今回もそんなやつです。

NegiccoのプロデューサーConnieさんは僕と同い年の現役ミニ四駆おじさんです。仕事をしている時間以外はずっとミニ四駆のことで頭がいっぱい、ニッケル水素電池が切れて急速充電をしている僅かな時間だけNegiccoのことを考えて生きています。その彼が前々からずっと「ミニ四駆をやろう」と僕を誘ってくれていました。


僕自身、第一期ミニ四駆/ダッシュ四駆郎世代なので東京で開催されるタミヤ公式の大会にはよく参加していました。エンペラー、サンダードラゴン、大会で限定販売されたアバンテ。大人になってからもときどき買って遊んだりはしていたのですが、本格的にレース復帰するほどではなかったので「やろうやろう」といいつつ具体的な約束はないまま数年が続いていました。

そんな折、コニーさんがサブイベント的にミニ四駆コースを設営しているNegiccoのフェス「私をネギーに連れてって」のNight Partyに出演することになり、それに向けて本格的にいっちょつくってやるか、ということになったのが1ヶ月前。新橋のタミヤプラモデルファクトリーでコニーさんと合流し、本体とパーツを購入、スタジオで仮組とチューンナップ、アキヨドのコースでフリー走行というミニ四駆三昧の1日を過ごしたのでした。


下の写真のように自分でもそれなりに一式揃えたつもりでしたがコニーさんは「このパーツ使って」「このベアリング入れて」とネジから高価なパーツまでじゃんじゃん横から渡してきます。「パーツ代は?」ときくと「いいのいいの!」と受け取る様子がなく、こちらがパーツを組み直してる姿をみながら今にも一杯やりだしそうな気配で、「ザ・ミニ四駆おじさん」という感じでした。

最近のミニ四駆の進化具合やパーツの多彩さに驚嘆しつつ、あの頃と変わらない手軽さもあってその後もちまちまチューンナップを施していました。そんなエンペラー号を持って本日は苗場へ向かいます。コニーさんは基本的に開催時間中はそこにいるらしいので(なぜなら彼は一日中ミニ四駆のことしか考えられない体なので)、僕も以下の時間に顔を出そうと思ってます。本編とあわせてよければぜひ。

<みんなで組み立て&コニーと一緒に走らせよう>

1回目:12月2日(土)15時00分~16時00分 
2回目:12月3日(日)10時00分~11時00分

苗場のNight PartyはDJ出演ですがこの日、この時間でしかみれない、聴けないNegiccoの曲もたくさんかかります。ぜひ遊びにきてね。

本音をいうとConnieさんが病気をしたりしたのでこのまま口約束でおわったらやだな、という気持ちもあったのですがとっくに完治して元気そうだったのでそこは良かったです。長生きしてくれ。