ダボス会議で広く知られるDavos Congressで開催されたjapanimanga-nightのナイトパーティー「NERD RAVE」のDJ出演のためスイスに行ってきました。海外でのDJ経験もそれなりにある僕ですが実はヨーロッパは数えるほどしかなく、今回のスイスも入国自体が初。渡航前の漠然とした「、、、、ハイジ?」というイメージを覆すほどのハイジ感でした。思うに、その国その国の景勝地というのは素晴らしければ素晴らしいほど、写真に撮ったときのクオリティは限りなく0点に近づいていきます。それはスマホだろうが一眼レフだろうが同じこと。つまりはどれだけ人の息吹や常識の隙間を突いた一枚を狙ってもそこには「完璧なまでのスイス」「絵葉書のようなスイス」しか収められないわけです。ただしそれは写真に収める場合の話。目の前に広がるアルプスの山々にただただ、感動したのでした。以下はDJ本番前の休息を利用した観光の記録写真です。我ながら、ただただシャッターを切っただけの写真とは思えません。
Scgatzalp Strelaからケーブルカーで少しショートカット。
振り返るとそこには絶景が。
実は今回一番気に入っている写真です。ドイツ語わからないから英語でおじさんとコミュニケーション。建物のデザインとおじさんの佇まい、山の上を思わせるベンチの傾斜など、個人的にすごく好きな写真。
適当にシャッター切ってこの写真。逆にやる気がなくなります。素晴らしすぎて何も伝えられていない写真。
これぐらい「撮影した人間の明確な意図」を写り込ませないと写真として成立しません。ビールの広告にどうでしょう?
これも気にいっている写真というかそれなりに構図を工夫して撮ったんですが、とにかくスイスの自然の前では「どこかで観たことのある写真」にしかなりません。そのかわり肉眼で観たインパクトはなかなか。この写真が超高解像度で拡大され、VR化されて面前に広がった様子を想像していただくしかないですが。美しさに息を呑みます。
手前の山家感と奥のスイス感のギャップをお楽しみください。
山を降りてVJの村上くん、スタッフの方々とランチタイム。
ここからイベント会場へ移動し、取材タイムに。「イベント潜入編」へ続きます。