いよいよAUDIO GALAXY presents RAM RIDER LIVE 2016まで一ヶ月を切ってしまいました。チケットのご購入はお済みですか?RAMです。
少し公開期間が短めでしたが評価の高かったSF映画「エクス・マキナ」のBlu-rayとDVDが発売するということでコメントという形でお手伝いしました。ニュースサイト等に掲載していただいてますが、せっかくなので最初に書いた少し長いメモをそのまま掲載します。ブレードランナーやAi、アイロボットなどアンドロイドをテーマにした名作はいくつもありますが、それらに肩を並べる、あらたな地平をみせてくれた良作です。個人的にはherと本作がここ10年のSFでは突出して優れいていると思いました。以下オリジナルのコメントです。これ確か新幹線で書いたんだけど妙にかっこつけてるなあ。コメントというよりも映画のコピーを勝手に考えちゃった、みたいな。
ふと「新しい時計が欲しいなあ。」とつぶやく。するとその後開いた全てのサイトに時計の広告が山ほど出てくる。そのどれもが自分の好みに合うものばかり。AIのおかげだ。彼らは常に学習している。人類より頭が良く、計算が速く、物を忘れるということもない。あとはほんのちょっと発音がスムーズになって、見た目が綺麗になれば完璧だ。
その「ほんのちょっと」が現実になったら。1927年のメトロポリス以来、現実のメタファーとして扱われてきたアンドロイドがついに「それそのもの」として描かれる。不気味の谷を登り始めてしまった僕たちは、果たしてこれをSFと呼んでいいのか?いや、これはSFの名を借りたスリラーだ。だが恐ろしいのはAIではない。あなたがさっき使ったその検索窓だ。
ブレードランナーからherに至るまで、人間が創り続けた「人とAIの物語」の新たな地平がここにある。
「エクス・マキナ」はブルーレイ+DVDセットが11月18日(金)に発売だそうです。11/20が僕のワンマンライブだからそこでみんなで映画の感想を話せばいいね!