セキセイインコは体重管理が重要とされていて、基本毎朝ケージから出てすぐに体重を測ります。うちにいるのは平均より少し軽く、32gが基本なので、+-0.3gぐらいに収まるように気をつけています。そこで活躍するのが料理用のキッチンスケール、”デジタルはかり”です。おもちゃの羽根木を置いた状態でセットして計測し、結果によって食べさせる種類や量をコントロールします。機嫌がいいときはこのように直接乗ってくれます。
正常な状態が32gなので、僅かな誤差でも食欲不振や食べ過ぎから病気の原因になるため、厳重に管理しなくてはなりません。それには正確に測れる小鳥にとっての体重計が必須、ということで家にあった余りや当初重要性に気づかず適当に買った"はかり"を経て最終的にタニタのものに落ち着きました。そのために自宅に”デジタルはかり”が3つもある状態になってしまいました。
そこで余った分をスタジオに持っていくことにしました（例によってここからが本題）。なんの気なしにケースごとAirPods Proを乗せてみます。56g。ほうほう。普段つかってるiPhoneは？276g。なるほどなるほど。iPad Proは475g。
サイズ感や手触りからくるイメージと実際の重さには多少の乖離があり、それを把握する、またその脳内と実数の誤差を埋めていく作業に若干の快感が生まれてきました。最近1分ちょっとで全面揃えられるようになったルービックキューブは73g。
仕事帰りの新津とブラックフライデーで買ったあれこれをスタジオに持ちよって画質や音質、材質をチェックしたあと流れで計測。用途不明なバカデカ12インチのAndroidタブレット、563g。XBOXやSteamなどのゲームも動くUMPC、710g。公式発表されてるスペックと異なるものもあり、学びがありました。
手元にあるいろんなものをg単位で気軽に計量できるデジタルはかり、こんな身近な存在なのにスタジオに置くだけで結構楽しいな、と思った話でした。おしまい。