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「But I Can Love」先行リリース!歌詞と対訳です。[11/9 @渋谷Wombに向けて]④

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先週の「REPLAY THE MAGIC」に続き「But I Can Love」の配信が始まりました。

各配信サイトはこちら。
https://orcd.co/buticanlove

前回の「REPLAY THE MAGIC」の先行配信の時にも書いたように今回のアルバムには英詩の歌が2曲収録されており、この「But I Can Love」がその全編英語で書いたもう一つの楽曲にあたります。2曲続いて公開されるとまるでそういうコンセプトのアルバムなのかな?と思われてしまうかもしれないけど、他の曲はほぼ全編日本語、たまに英詩も入るという割とRAM RIDERらしいバランスになっています。来週配信になる「あふれる -Overflow-」も日本語の歌です。

アルバム詳細はこちら

DJを始めた1995年頃、日本語の曲がほとんどクラブで掛からない、あるいはタブー視されていた状況に不満があった僕はJ-POPをサンプリングしまくったレコードを(勝手に)つくって吉祥寺33や渋谷CISCO、下北沢のレコファンなどで委託販売をしていました。ハウスやエレクトロの流行の兆しがみえた2000年代はそれらを男性ボーカルで日本語で歌う作品がまだ少なかったので(もちろん少ないだけで素晴らしい先達はたくさんいたけど)、自分で歌うことにしました。

それぐらい日本語に強いこだわりがあった僕ですが、ちょいちょいアルバムには英語の歌も入れていました。別プロジェクトのPRIVATE PLANETは確かほぼ全部英語で書いた気がする。でも振り返ってみるとそれは「なんとなく書けそうだから書く」「英語の響きがメロディに合いそうだから書く」みたいな理由で、あまり内側から湧く強い動機はなかった、というのが正直なところ。

今回のアルバム「REPLAY THE MAGIC」は自分の中で明確なコンセプト(=RAM RIDERがつくるべき必然性のある音楽であること)があったので、一つ一つに意味のあるものでないといけません。その中でこの「But I Can Love」は素晴らしい歌声を披露してくれたゲストボーカルのMarnieと僕が、まさに今このタイミングで英語で歌う意味のある曲になっています。詳しくは曲を聴いてなんとなく感じたり、考えたりしてくれれば今の時点では構わないので、あれこれ想像しながら楽しんでもらえると嬉しいです。その材料として歌詞と対訳を掲載します。歌詞は前回同様、「日本語訳:RAM RIDER」てかんじの意訳です。めちゃめちゃいい曲なので、もし気に入ったら11/9のライブで体感してください。ということで歌詞はこのあとバナーの下に。サウンド面ではベースにグローバルなアジアンポップスを意識して土台をFILTER SYSTEMとつくりつつ、artpaixがきらびやかなサウンドをたくさん提案してくれてめちゃめちゃ仕上がりがよくなりました。BPM115だけどしっかり踊れる、テンションの上がる1曲になってます。元祖・踊れる未来へ!ぜひご一聴ください。

あらためて各配信サイトはこちら。
https://orcd.co/buticanlove

RAM RIDER 20th Anniversary LIVE 「REPLAY THE MAGIC」
ライブの詳細はこちら

「But I Can Love」

How is my pronunciation?
Does it sound natural like you speak?
I'm so lovely what you made but
Would you like to join us tonight?

I can feel your frustration
'Cause I've been feeling like irritated
More and more and more we must know each other
So never give up on communication


I don't get you at all
But I can love!
But I can love!
But I can love!
But I can love more than you

※※
I can't let go from all of you
But I can love!
But I can love!
But I can love!
Now I can love 'cause of you

Can you judge me like a referee?
If you can't that please set me free
Hey don't ask me, "Why are you?"
What would you say if you're me?

I can feel your alienation
'Cause I've been feeling like alone and alone
More and more and more if we could get closer
We'll make that better relation


※※

Tell me why aren't you mad at him?
Won't you ask them to "disappear"?
(But I can love…)
I never know how you feel it
But love is everything
(I don't get you at all)


※※

I feel your vibes
Can you feel yourself?
Wanna touch your heart
Open your mind
If you feel alone
Don't be afraid
'Cause just you know
I can love you

「バット・アイ・キャン・ラブ」(対訳)

私の発音はどう?
聞いた感じ普通でしょ?
キミのつくったものも素敵だけど
今夜は私についてこない?

キミの不満を感じるよ
僕もかつて同じように苛立っていたから
もっともっとお互いを知るべきだ
だから絶えずコミュニケーションを


すべてを理解できるわけじゃないけど
それでもキミのことは愛せるよ
キミ自身よりもっと深く

※※
すべてを許せるわけじゃないけど
今ならきっと愛せるよ
キミのおかげでね

レフェリーみたいに私を裁ける?
そうじゃないなら自由にさせてね
「キミはなぜキミなの?」ってきかないで
もし自分ならなんて答える?

キミの疎外感が伝わるよ
僕もずっとひとりぼっちだったから
もっともっと近づくことができたら
きっといい関係になれるはず


※※

ねえなんでアイツらに怒らないの?
「消えていなくなれ」って言えばいいのに
どんな気持ちなのかわからないけど
まあ愛が全てってことね


※※
キミの波動を感じるよ 自分でもわかる?
その心に触れさせて 
もし孤独を感じても 怖がらないで
だってもう気づいてるでしょ?
愛せるってことに