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2016/3/10(Thu)
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ヒューストン便り

もう帰ってきてますけど今月もいろいろ行くので写真だけでも先に。   

ハマーのリムジンでお出迎え。白バイの護衛付きでした。

  ヒューストンはフィルターかけなくても街全体がいい色してる。ずっと晴れてた。  
  

記者会見とオープニングセレモニーか行われたホール。モー娘。の海外ファン熱かったなー。  
  
合間合間で一般ブースも。  
    
    
AGリスナーにしかわかんないと思うけど焼酎を探しにきた酒屋SPEC’S

    
    
    
イベント開始五分前にあれよあれよと会場ができあがり、、、、

    
    
終わってみれば超満員でした。きもちよかったー。

  
空き時間でNASAへ。  
    
無重力めし。

    
   

   
  憧れのコントロールセンター。  
    
 
また行きたい!以〜上!

2016/1/27(Wed)
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おすすめマンガメモ。

今日のオーディオギャラクシーの放送のテーマは「マンガ」。ということで放送用にメモしたおすすめマンガメモをピペっと(コピペのあたらしい擬音)貼っておきます。メモだもんですから画像とかAmazonへのリンクなどはありません。各自適当に検索してください。

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おすすめ1
アラン・ムーア×デイブ・ギボンズ/WATCHMEN ウォッチメン
 -史実と照らし合わせると面白い。初めてちゃんと読んだアメコミ。映画版が理解できます。
押切蓮介/ピコピコ少年、ピコピコ少年TURBO
 -同世代なので共感しまくり。ハイスコアガールの作者の思春期エッセイマンガ。

おすすめ2
「ヒット作がある作者の別作品」
ヤマザキマリ/スティーブ・ジョブズ
 -ガレージで最初のアップルコンピュータを作る描写が好きで。
花沢健吾/ルサンチマン(全4巻、新装版全2巻)
 -10年以上前のマンガですが舞台は2015年。VR、Oculusなど予想的中って感じの内容。
水木しげる/総員玉砕せよ!
 -戦争はいやだな!

おすすめ3
「漫画家回顧録モノ」
吉本浩二×宮崎克/ブラック・ジャック創作秘話 -手塚治虫の仕事場から-(全5巻)
 -聖人ぽいイメージだった手塚治虫の天才ならではのドラスティックな生き方がおもしろい。
小林まこと/青春少年マガジン(What’s Michael?、柔道部物語)
 -有名になった漫画家さんの駆け出しの頃の話はだいたい面白い。
島本和彦/アオイホノオ
 -ドラマ化もされたので知名度高い。庵野秀明さんや岡田斗司夫さんなど出てくる実在の人物のエピソードが良い。

おすすめ4
「漫画家が現在進行形の生活を描くメタフィクションもの」
桜玉吉全作品
 -Wikiとかで調べて全部買ってほしいです。僕が最も好きな漫画家。
相原コージ×竹熊健太郎]/サルでも描けるまんが教室
 -物語をつくりたいと思ってるひとは全員必読。古典的名作です。
福満しげゆき/うちの妻ってどうでしょう?
 -妻がかわいい。福満先生のかく女の子はどれも異常にかわいいです。「やっぱり心の旅だよ」もおすすめ。

おすすめ5
「お金が絡むマンガ」
青木雄二プロダクション/新ナニワ金融道
 -貸付業には締め付けが厳しくなった今、彼らがどう生き残ってるか、という視点で読めるのがよい。
高畑社長の若い頃のエピソードもすごく好き。
ジョージ秋山/銭ゲバ
渡辺みちお×天王寺大/白竜LEGEND
 -マンガであること(フィクションであること)を盾にして実際に起こった事件や事象を
  具体的に取り扱えるのがこの手のマンガの強みです。島耕作やウシジマくん同様、内容が
  面白くなるほど、ドライブするほど、主人公の存在感が薄くなります。そこも好き。

おすすめ6
「ノンフィクション、ルポもの」
竜田一人/いちえふ 福島第一原子力発電所労働記
 -右も左も原発反対も賛成もみんな一度読んだほうがよいです。
鈴木みそ/あんたっちゃぶる、おとなのしくみ、ナナのリテラシー、銭、など。
 -桜玉吉先生と並んでファミ通時代から全部買ってる漫画家さん。

おすすめ7
小田原ドラゴン/チェリーナイツ
光原伸/アウターゾーン リ_ビジテッド
三家本礼/血まみれスケバンチェーンソー
武富健治/鈴木先生
高橋のぼる/リーマンギャンブラー マウス

おすすめ8
「語り尽くされているので割愛部門」
スラムダンク、寄生獣、島耕作、カイジ、ウシジマくん

おすすめ9
「出たらとりあえず全部買う」と決めている漫画家さん
桜玉吉、鈴木みそ、吉田戦車、うすた京介、小田原ドラゴン、おおひなたごう

以上です。

2015/11/22(Sun)
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動物園にいってきたんよ

いってきたんよシリーズ第三弾です。

最近高倍率ズームレンズを取り入れたもんで、月だのなんだの、ラララララララ星キレイだの、撮って遊んでたんですが、たまにはアニマルを激写してやろうと、それでもって上野動物園の年間パスももってるじゃないかと、いうわけで行ってまいりました。上野動物園は入園料600円でそもそもが大変お手軽かつ充実の素晴らしい施設ですが年間パスでも2400円と大変お求めやすくなっておりますので、平日の午前中に散歩がてら動の物を凝視するなどし、午後からはりきって仕事、などという風に慣れ親しんでいる次第であります。一日ではとてもじゃないですがすべて回れませんので、ちょこちょこ通って一種一枚、よいやつを撮れればなあ、というゲーム感覚でのエントリです。

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現場からは以上です。

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2015/11/17(Tue)
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酉の市いってきたよ

事務所のひとたちと一緒に毎年恒例の浅草の酉の市に行ってきたよ。正確には遅れて合流したんだけど。
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来年は、さる。

 

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食べ物ゾーンも賑わってました。

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おまけ。歩くにはちょっと遠い距離なんだけど自宅まで徒歩で。深夜の浅草は本当に好きでときどき夜中の3時4時ぐらいに散歩します。昼間の顔をよく知っているエリアだけにぞくぞくくるというか、ウォーキング・デッド感あっていい。浅草寺の交番には夜中でもおまわりさんが常駐してるんだけどこの日は近くでお酒絡みの揉め事があり席を外してました。で、客待ちのタクシーもおらず誰もいない雷門が撮れた、ので掲載。

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現場からは以上です。

2015/11/16(Mon)
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モーターショーだより

モーターショーたのしかった。行ってきました。
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MAZDAの赤が好きです。どのモデルも発色が上品できれい。今回のラインナップにはないけど「カッパーレッドマイカ」という色があって、それがすごく好きなんです。

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ちなみに今回レースゲームに長く関わっている友人のご厚意でプレスの皆さんと同じ時間帯に潜入したので引くほど快適でした。ありがたや。至る所で国内外のメディアが取材していました。

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TOYOTAのコンセプトカーは水素エンジン。コンセプトカーは未来を描くという意味で非常に重要だと思います。バック・トゥ・ザ・フューチャー2のNIKEのスニーカーやホバーボードが今まさに誕生しようとしているのも提示された未来像にそれを実現させたいと思わせる推進力があったからだと思います。

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メルセデスは自動運転のテストモデル。

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日本のメーカーは福祉的なアプローチにポップな要素を注ぎ込んだものが多い印象でした。

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ここには掲載しきれないけどバイクやレーシング系、商用車もみてきました。

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グランツーリスモは実際にレーシングコントローラーで遊べました。むずい。

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車にちなんだもの、ということでトミカも毎回ブースを出しています。今回はSW7関連も。

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現場からは以上です。

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2015/10/6(Tue)
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最近のカメラロールより

写真メモ。

さわやかでハンバーグ。 

かれこれ20年くらい通ってる新橋亭。


食-1グランプリのテーマ作詞の様子。

ULTRAもありました。ガンダム。

素晴らしいイベントでした。


  

あーみーと。

アフターパーティーでDJもしたんだよ。クローズドだったので告知できず。

けんちくは大変だな。

面影。

大好きな上野のヤマシロヤ。お店の公式TwitterにRTされてしまった。

マツタケだな。

鍵盤祭り。なんだか悔しいぐらい楽しかった。

だける。
  

酔っ払って「タカシタカシ」と連呼。すいません。

Negiccoのおふたり。

おれんちのドリンクバー。


ひげトライアル一週間。

おしまい。

2015/10/6(Tue)
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Zアイランドを観ました。

とりあえずみんなキングスマン最高なんで観てください!話はそれからだ!

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さて品川祐監督の「Zアイランド」の話です。般若さんの宇多丸さんへのビーフがきっかけで思い出したこの作品ですが、宇多丸さんがウィークエンド・シャッフルの生放送にてラップで返答したその瞬間、僕も同番組のDJコーナー「ディスコ954」への出演を控え、その場にいたのです。詳細は上記リンクの書き起こしを参考にしていただきたいのですが、宇多丸さんは上映中に映画批評の対象にセレクトできなかった落とし前として(ご本人はなんも悪くないんだけど)DVDを購入して語りますよ、とアンサーし、その批評を先週の放送で披露されました。そのラップを聞いたのが頭の隅に残っていたのか、僕は僕で翌週タマフルニコ生24時間に出演しシェンムーについて語らせていただいた際にも「観ないで批判するな」の例えに品川監督の作品「漫才ギャング」や「サンブンノイチ」を引き合いに出しました(どっちも観てます)。なんで一応僕もAmazonにて購入し昨晩鑑賞しましたので録音した宇多丸さんの批評部分を聴く前に先にメモっておこうと思い立ちこのエントリーを立ち上げました。メモ&感想文レベルですがネタバレしてますので未視聴の方は是非鑑賞後に。

Zアイランド

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概要
「ドロップ」「漫才ギャング」などの品川祐監督が手掛ける最新作。ゾンビパニック×任侠×群像劇。

前回映画批評の真似事をして「ソロモンの偽証」のことを書いてものすごく時間がかかったので今回は簡素にいきたいと思います。ゾンビパニックを主軸とした群像劇なんだけどとりあえず公式サイトのトップやポスターに同じキャラクターが複数描かれてるのが気になりました。箇条書きでいきます。観た人むけ。

いまいちだったところ
*アクションシーンの編集がまた300風
アクションシーンの「早回し+インパクトの瞬間だけスロー」手法、また使ってる!300やシャーロックで多用された編集方法だけどぱっと見の派手さの代償として「アクションが下手な俳優のアクションをスピードで誤魔化してる」ともとられてしまう。今回はアクションがうまい俳優さんも起用されていて全編この編集でやるのはもったいないと思うし、作品単体でみてもちょっとしつこいと思います。動ける人のアクションは素で観たい。そしてそういうキャスティングを品川さんはされている。歌がうまい子を集めてるのに「なんとなくかっこいいから」という理由でオートチューンをきつめにかけてる曲みたいな印象。

*セリフが助長気味
品川さんの作品はどれも登場人物のセリフが助長的でもったいない。今回のZアイランドもそう。おそらくパルプフィクションのような無駄話的なやつをやりたいんだと思うけど会話の内容がすべてストーリーに直結しているので説明的になってしまっている。パルプフィクションのトラボルタとサミュエルの会話は中身の面白さもさることながら「これから人殺すというのにこんなどうでもいい会話をしている二人」という演出になっているので似て非なるものだと思いました。ターゲットを考えてわかりやすくしているか、そもそも観客を信頼していない(これぐらいちゃんと説明しないと伝わらないと思っている、ある意味真実ではある)、ということなのかも。それともうひとつ、やりとりが漫才的なのはいいとしても全ての登場人物の会話のテンポや言葉選びが品川さんの生き写しになってしまっている。そういう意味では110番のシーンにこの映画の良くない部分が集約されていると思う。また漫才は前提として「この人たちが日々修練した(アドリブではない)漫才を楽しんでみる」という意識が観客にもあるけど、映画の中であまりにもツッコミのテンポが良すぎたり、出来過ぎたやりとりが続くと観てる側がさめてしまう。あらためて気になった部分だけ見返したけどこの「異常なまでに嘘っぽい会話のテンポのよさ(=品庄の漫才っぽいスピード感)」を排するだけでぐっと引き締まる気がする。また会話劇的なシーンでそれぞれの登場人物のカットを細かく割るのもあまり小気味よすぎると前述したような嘘っぽさに拍車をかけてしまうと思う。

よかったところ
*ゾンビ描写全般
日本のゾンビ映画でこれだけゴア描写を描いたのは素晴らしいと思います。人間が喰われるシーンやゾンビにトドメを刺す瞬間をきっちりアップで映してくれるのでみていて目が気持ちいい。この辺の表現から逃げずに映画を完成させたのはすごいことだと思います。離れ島という設定が功を奏したのか、「わらわら出てくる感」もまあまあでてた。

*風間俊介さんの医者パート
「マジか速い方か~~~!!」と自転車でゾンビから逃走するシーンはかなり好き。映画全体に「オレ、ゾンビ映画結構観てますよ。」的な匂いがこれでもかというほど漂っている中、「このゾンビは速いやつかノロいやつか?」の二択はスマートで「あ、この映画面白いかも」と思わせる場面だった。全体的に風間俊介さんのシーケンスは良かったなと思いました。軽口や冗談、漫才的なやりとりは全部彼の役に集約するぐらいでもよかったんではないかとさえ感じた。実際この自転車のシーンは予告編などでも流れてました。

多くのゾンビ映画の登場人物が「ゾンビになってしまった元近親者」に襲われる運命にあるわけですが、その点でも風間俊介さんの演じる医者の選択はなかなか面白かったです(逆をいえば他の登場人物も似たような選択をするのが惜しい)

*キャスティングがいい
話題の発端となった漁師役の般若さん、ナース役のシシドカフカさん、ヤクザのRED RICEさんなどミュージシャンの起用が全部はまってる。会話のテンポの良さもあって(良し悪しということか)役者さんの演技とよく馴染んでいた。

書いてる途中でやっぱり長くなってしまった。ラストの意外なカメオ出演もよかったんじゃないでしょうか。品川さんの次回作も期待しています!次回は是非長ゼリフと300編集を封印したやつをお願いします。

2015/9/17(Thu)
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[DJ報告]広島Unifusion&益田LEVEL4

Unifusion @広島Cafe JAMAICA
大阪や山口などいろいろなところからDJが集結していておもしろかったです。山口行きたいなあ。本州の左のほうは山口で制覇じゃなかな?翌日の島根県益田市のこともあり、全都道府県制覇についてリアルに村上と話す旅でした。

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益田のイベントはほんとに印象深く、その辺についてはオーディオギャラクシーのポッドキャストでも語りましたが(9/9配信分)、(自分が住む東京を含め)それぞれの街で暮らす意味とか、インターネットの意義とか、若い人のエネルギー、或いはパーティーについて、など考えることの多いイベントでした。とにかく楽しかったなあ。ものすごく、ものすごく盛り上がってました。また行きたい。翌日お昼に連れていっていただいた「田吾作」は日本でも指折りの居酒屋?で予約しても1年待ちなんだとか。運良くお昼がとれたということでラッキーでした。烏賊がうまかった。

とにかく楽しかったんでまた行きたいです。DJオファーお待ちしてます。

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パーティ終盤、お店のオーナー兼オーガナイザーの伊東さん(写真中央)の素晴らしさを友人の方(写真手前、お客さん)が熱弁する、最高かつ爆笑(おれだけ)の熱いシーン。翌日「あれは(いろんな意味で)よかったです」と伝えたところ、本人はまったく覚えていませんでした。ご友人、語り損ですね。

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田吾作。

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烏賊が出るかどうかはその日の取れ高次第だそうです。出た!

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空港で記念撮影。左からダイエットVJ、二日酔いオーガナイザー(タマフルリスナー)、七分丈DJ。ありがとうございました。

2015/9/3(Thu)
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映画メモ ソロモンの偽証

映画メモを個人的に付けているのですが文章を書く修練としてblogでもときどき公開することにしました。新作、旧作、映画館での鑑賞、DVDなどバラバラですが基本的に旧作、準新作が多めかもしれません。未鑑賞の方でも大丈夫なネタバレなしパートと鑑賞した人向けのネタバレパートに分けてます。自分自身の思考メモと気分転換を兼ねていますので点数はつけません。映画タイトルをクリックするとWikipediaに飛ぶようになってますが、作品によってはあらすじ部分に結末まで書かれている場合もあるのでご注意ください。僕が書く方のあらすじは手抜きをしているのもありますが僕が映画を観るときに「最低限それぐらいしか知りたくない」程度の情報にまとめています。また作品に合わせ原作を読むことも多いですが基本それらの比較はしません。第一回は2015年の日本映画「ソロモンの偽証」です。それではスタートだよ~。

ソロモンの偽証 宣伝ポスター

ソロモンの偽証 

あらすじ
1990年12月25日の朝、ある中学校で前日から降り積もった雪の中から少年の遺体が見つかる。発見者は同じ学校に通う二人の生徒。警察では自殺と断定されるが、関係者に次々と「死因は自殺ではなくいじめによる転落死である」という趣旨の怪文書が届きはじめ、事態は生徒、教師、保護者、警察、マスコミを巻き込んだ事件へと発展する。

前編と後編で評価がかわる作品
最近邦画で増えている前後編上映。長尺ということで長編小説や連載マンガなど原作の要素をできるだけ省略せずに描ける反面、上映料金や後編上映までの興味の持続など鑑賞する側のハードルも高くなる。この作品は少年の遺体発覚を引き金に第二の事件が起き、それらを受けて生徒たちが解明のために自主的に立ち上がる「前編・事件」と、生徒たちが大人たちを説得し体育館を使って真犯人を追求する「後編・裁判」に分かれており、両作足して267分の大長編。原作との比較はしない、と書いたけど宮部みゆきの小説自体が700P超の単行本が3冊という大変長い作品なのでこれでもいろいろ要素が削られている。特に前編上映時の評価が非常に高く、気になってた作品。自宅で鑑賞しました。

演技、空気感、謎をちりばめる過程などどれも素晴らしい前編・事件
物語の主人公をはじめとする生徒たちのキャストは大規模なオーディションで選ばれ、演技経験のない新人やエキストラなど無名の役者を中心に集められたそうで、まずこの子たちの演技がなかなか良かった。映画に出てくる登場人物は「演技さえ上手ければ、無名なほどいい」と僕は思っているので、こういう「新顔中心の若いメインキャストを小日向文世などベテラン俳優が脇を固める」といった配役はすごく好みだ。素人同然のはずの生徒たちの演技がリアルに伝わってくるのはきっと監督の粘り強い演技指導があったんだろうな、と想像した。特に主演で役名をそのまま芸名にしたという藤野涼子の瑞々しい存在感と自然な演技はよかった。きっと「セーラー服と機関銃」の薬師丸ひろ子や「時をかける少女」の原田知世が初めてスクリーンに映ったときもこんな感じだったんじゃないかと思う。当時子供だったからこれも想像するしかないんだけど。

前編は少年の死因が飛び降り自殺だったのか、あるいは強制された転落死だったのか、だとすればその犯人は?目撃者は?と物語の展開と共に登場人物が増え、それらの描写がキャラクターの過不足ない説明にもなっていてとてもテンポがよい。自殺した少年、それを発見した主人公の少女、事実を受け止めきれない担任、事件で動揺する生徒たちを心配する校長、校長と対照的に学校の体裁を気にする他クラスの担任、怪文書とそれを投函したとおぼしき目撃者、容疑者となる(警察は自殺と断定しているので正確には容疑者ではないが)いじめっ子、事故を捜査している刑事、行き過ぎた取材を行うマスコミ、などなど。とにかく前編は観ていて名作の予感しかしなかった。原作ファンにあまり評判のよくないミステリ映画が多い中、上映時に話題になったのも頷ける。原作を徹底的に改変して別のエンディングを用意し、裁判編をカットしたらもっとすごい作品になったんじゃないかとさえ思う出来。劇場で鑑賞した人では前編終了後に上映された後編の予告編をもってこの作品のピークとする人もいたようです。

以下は後編と作品全体の感想で事件の真相などネタバレを含みます。

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2015/8/8(Sat)
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今晩はTBSラジオタマフルに生出演です。

前回出演時かな?

本日はTBSラジオ「ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル」に出演します。
久々のタマフルディスコ954でのDJです。

今の事務所にお世話になる前のフリーで活動していた頃(世の中的には活動の空白期間ともとれるそんな時期)から定期的に声をかけていただいている番組です。今思えば僕にとってはそれはラジオのオーディオギャラクシーを開始したタイミングとも重なり、今に続く非常に重要な時間でしたが、あまり見向きもされないときに番組に呼んでいただいてすごく嬉しかったのを覚えています。普段のDJスタイルとは多少異なりますが、とにかくこの15分間でどこまでラジオリスナーの耳を楽しませるか、驚かせるか、そして普段遊びにきてくれるお客さんに喜んでもらうか、ということだけを考えていつもセットリストを組んでいます。今回はあんまりまとまりがなさそうだけど僕の耳がおもしろいと感じたやつを中心にかけようかなと思います。

僕が尊敬するアートディレクターであり優れた映画ライターでもある高橋ヨシキさんも出演されるんだよなー。喋りたいなー。あまり詳しくない人はYouTubeで「高橋ヨシキ 水道橋博士」で検索して出てきた動画をかたっぱしから観てください。豊富な映画知識と解説の的確さと分析力に圧倒されると思います。映画を観るのが楽しくなるし、普段観ないジャンルに興味の幅を広げる機会になるかもしれないよ。というわけで、

番組告知リンク
http://www.tbsradio.jp/utamaru/2015/08/127.html

ラジコで聴いてね。是非番組ハッシュタグ#utamaru やいつもの#audiogalaxyで参加を。